2013年7月27日土曜日

天文台

長崎市北部、特に文教地区を中心とした地域に活動拠点があった人はその多くが記憶にあると思う。自分自身も初めて気付いたのは多分小学生の頃だったと思う。それだけ古い施設ともいえるのだが、長崎大学にある天文台(?)のドーム。南門側からが良く見える。キャンパスマップをみてもどの建物にあるのかはわからないが、おそらく教育学部ではないかと思われる。実際ドームが開いて動いているところは見たことないのだが(通常夜だからまあ、無理でしょう)、多分夏休みに小中学生を対象に天文セミナーなんかが開かれているみたいなので、望遠鏡は実在するのでしょう。長崎市内には自分が把握しているだけであとは長崎市科学館に同じ規模のドームがあるのと、もうひとつは浜口町の某メガネ屋さんの2階に小さなドームが設置されている。そういえば、自分の望遠鏡も結局は実家の物置に直しこんでしまっている。写真撮影も考えて、今度はフィールドスコープに手を出してみるかな。

2013年7月24日水曜日

長崎市電の送電線

以前からふとした時に気付いて思うことがあったが、文章にしてなかったのでこの機会に。テーマは長崎市電の送電線である。電車通りには軌道敷上に必ず送電線があるのだが、普通は日常の視界の中に同化しており、意識してみないと気付かない。一旦気になると、なんとも邪魔でなにか、こう圧迫感がある。道路わきの電柱とつながっているので、路上にいると、さも天井が上に迫ってきてるような感覚に襲われる。そういうこともあって、一部の道路では中央荷電式(?)に変更され幾分すっきりした感じではある。調べてみるとその高さも法律で定められているようで軌道上約5メートルの高さは最低必要のようである。最終的には全路線が中央荷電になるのが理想であるが、どうだろう、かなり時間はかかるんじゃないかな。写真は長崎大学前付近の送電線の図。

2013年7月21日日曜日

夏の十三夜

東の空には十三夜の月。西の空には宵の明星があり、美しい。今度はもう少し装備を充実させて望みたい。

X(エッキス)の悲劇?

通勤時にたまに通る道すがら、ふと、気付いたので撮影。なんのことはない、古びた会社案内の看板なのであるが、その中の一部に目がとまった。そう、「レッキス」の部分である。今の時代に言うならばさしずめ「レックス」なのであるが、そうではなく「レッキス」なのである(会社の人ごめんなさいね)。そこが重要である。確かに我々が小学生時代はXのことを何か謎めいた文字のように崇めつつ、”エッキス”と読んでいたような気がする。学校の先生もこう読んでたと思う。なぜ、そこまで気になったかというと、当時身近にやたら”エッキス”を連呼する友人がいたからである。その友人、はっきり言って賢く、当時すでに常人の先を行ってて、中学から県外の某有名私立進学校へ行った。したがって読んでる本もその辺の小学生とは一味も二味も違う。記憶では、松本清張がお気に入りで、「点と線」「Dの複合」を読む姿を覚えている。そう考えたらミステリーが好きだったのか、エラリー・クイーンの「Xの悲劇」も読むに至ったのであろう。そう、「エッキスの悲劇」なのである。その小説に感動したためか、あるいは秀才がゆえにすでに中学数学なんて普通にやっていて、その中に当然出てくるX, Yを指して叫んでいたのかは不明である。彼の”エッキス!!”という唾を飛ばしながら叫ぶ姿が昨日のようによみがえる。その彼、個人情報なので詳細は差し控えるがおそらく現在政府某公的機関の主任研究員をされていると思う。やはり子供の頃のミステリー好きが昇華したのではないかと思う。その意味でも尊敬してしまうなあ。会う機会があったら是非”エッキス”の話をしながら一杯やりたいものである。

マリーゴールド

今日の散歩道で見かけた鮮やかなオレンジ色のマリーゴールド。名前がすぐに出てくるのには理由がある。小学校3年生だったかなあ、夏休みの自由研究で、「マリーゴールドの観察」なるものを実施したからである。おそらくその観察日記は実家の押し入れの箱の中にあると思う。なぜ、この花を選んだかは定かではない。自分で思うに、図鑑で見て花の色がきれいで、種(?)が入手可能であったためであろう。しかし、おおかたの予想通り、途中までで終了。育成計画が甘かったのか、なかなか変化が緩やかなために興味が薄れていったためか。
まあ、それはしかたないとして、マリーゴールド、キク目、キク科、コウオウソウ属で、栽培される草花の総称だそうである。したがって、いろんな種類がある。多くはメキシコ原産で観賞用栽培が主。面白い記載としては花弁から抽出したヘレニエンは暗順応改善薬(アダプチノール)の原料なんだそうな。学名Tagetes。

2013年7月13日土曜日

夕暮れ 2013年7月

久しぶりに一眼レフを引っ張り出して撮影。夕暮れ時の西の空。岩屋山のさらに北側上空方向になる。結構きれいに撮れた。

柳葉ルイラ草

数年前からその存在には気付いていたのだが、名前までは追求できてなかった。今日の散歩道にやはり2か所ほど出くわす場面があったので、今回は腰を据えて名前を検索した。紫色の花で画像検索をかけてみると、かなり後のほうでどうやらそれらしき花にたどり着いた。開いてみると、とあるご仁のブログサイトであった。読ませてもらうと、なんとその方も名前がわからないとのこと。こりゃ残念、と少しスクロールするとコメントがあり、その後めでたく名前が判明したらしい。その名は”柳葉ルイラ草”なんとも不自然な名前である。今度はその名前で検索するとやはりこの花がたくさん出てくる。どうやら間違いないらしい。メキシコ原産のシソ目キツネノマゴ科ルイラソウ属の一日花とのこと。九州・沖縄で野生化しているらしい。やはり外来種は強いのか。今後ますます増えていきそうである。花としてはまあまあきれいなので、ある程度は許せるか。写真はちょっと暗いです。

藤の実

今日の散歩道でみかけたワンショット。まだ早朝5時半だがすでに散歩やジョギングをする人々数名とすれ違う。相変わらずうちのお犬様は仲間を見つけると猛ダッシュ。あわてて向きを変えて交通公園側の道に入る。そこで見かけたのが、立派な藤の実である。これまでまじまじと眺めたことが無かったのでしっかり写真に収めました。つるで上からぶら下がり、なんとなく森林の中のイメージがある。少し調べてみると、熟すと大きなものはこげ茶色の碁石のような立派な豆になるらしく、食用にもなりそうだが、実際は有毒だそうな。ちなみに寺田寅彦博士がそれこそ「藤の実」という随筆を書かれている。なにやら”びしり”と音がして、気付くとはじけた藤の実であったそうな。面白いのはそこで先生ははじけた際の実の初速を概算されているところで、さすがに物理学者である。この随筆にはそのほか銀杏の落葉についても考察されており、非常に興味深い。こんな目で日々の事象も見つめたいものである。



追記:2013年12月8日  前記から約5カ月が経過した。久しぶりに同じ場所を散歩で通ったので、確認してみました。そうすると、実は色が変わったものの、まだそのままで、完熟にはもう少し時間がかかりそうな印象。もしかしてはじけないかな、と思ってしばらく見てたけど駄目でした。



2013年7月5日金曜日

ちゃんぽん紀行2013年6月

6月は4件とやや少なめ。最高点は三八ラーメン住吉店で89点。こってりおいしいのであるが、やはりラーメン店のちゃんぽんの印象でややアウトロー的。残り3店はいずれも84点で、あえて選べばその鄙びた加減からして赤坂飯店であろう。オジサンが控えめな感じで良い。

黄林閣


赤坂飯店
 

J大八

 
 
 三八ラーメン住吉店


2013年7月2日火曜日

2013年6月の読書メーター


2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1456ページ
ナイス数:115ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/39584/matome?invite_id=39584
■四つの署名 (新潮文庫)
一等最初に「冒険」を読んだので、これでようやくつながったことになる。終盤のスモールの解説はやや冗長に感じるが、これも必要なのであろう。次は「思い出」になるのかな。
読了日:6月30日 著者:コナン・ドイル
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29986052
■暗殺の年輪 (文春文庫)
初期の短編集。いろんな要素が織り込まれており、以後の作品への影響があるのか。個人的には"ただ一撃"に"たそがれ清兵衛"を垣間見た感じがして、唸った。
読了日:6月22日 著者:藤沢 周平
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29776124
■ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
3つのシフトについてはそれぞれ十分納得できる論旨展開であったと思う。それ故これまでの啓発本とは一味違った印象。ただ、これを持って自らをどう実際にdriveしていくかが最も重要で難しいところだと思う。いっそのことケリー・マクゴニカルの自分を変える教室と合わせればと思ったが、そうするとますますずぼらな自分には難しくなることに気付いた。
読了日:6月15日 著者:リンダ・グラットン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29611401
■NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2013年 05月号 [雑誌]
Giving Feedback; これって、どこの世界でも難しいんですよね。
読了日:6月9日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29432639
■できそこないの男たち (光文社新書)
”余剰の起源”には説得力を感じる。しかし、その余剰のもたらす最終的な結果がこれからの日本人男性の減少-消滅につながる可能性があることもなんとも皮肉である。それから「加速感」という捉え方には思わず唸った。というのもやや専門的な疑問になるんだけど、前立腺全摘後の男性には加速感はあるのだろうか?今度知り合いにジェットコースターに乗ってもらおう。
読了日:6月9日 著者:福岡 伸一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29432354
■戦略論の名著 - 孫子、マキアヴェリから現代まで (中公新書 2215)
戦略論というカテゴリーでの古くは孫子から現代にいたる名著のあくまでアウトラインの紹介。こういう論客がいて、どんな認識がなされているのかがなんとなく理解できる。これを掘り下げていきたいところではあるが、なかなか手強そう。とりあえずマキャヴェリあたりか・・・・。
読了日:6月1日 著者:野中 郁次郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29231156

▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...