2011年3月27日日曜日

フヨウカタバミ


実家の庭にあることは以前から知っていたが、今回ようやく名前と実態を知る。最初はてっきり単なるミツバと思ってたが、これまたいい加減な解釈で、ミツバはミツバでこれまた全く違うセリ科植物。迷うとしたらクローバーと間違えるべきであろう。かく言うカタバミは例の黄色い小さな華奢な花を思い浮かべる。庭にあったのは芙蓉方喰で、外来の園芸用だとか。前述のカタバミと比較すると、葉も花も大きい。花弁も合弁状であるため芙蓉の花に似ていることからこの名があるらしい。ただ、葉の形はハート形でなく丸いので、これはクローバーの形状と同じである。芙蓉方喰、白の花がほとんどだったけど、2つだけピンクがあった。英名:オキザリス。

最近の風景




最近の画像をいくつかアップしておこう。
①長崎電気軌道最新式5000系:はじめて実物に遭遇し、思わず撮影。4番設定で乗客は少なかった。乗る機会があるかなあ。しかし、先日送付した意見のメールに対して何のレスポンスもないのはこの会社いかがなものか。
②本蓮寺柱跡:勝海舟が逗留したことで有名。本堂は原爆で焼失。しかし、原爆がなければおそらくかなりの数の重文または国宝が残されていたはずだと思うと残念極まりない。
③26聖人記念館:その特徴的な姿から、5-6年前にどうしてもサグラダ・ファミリアと重なって、調べてみたら設計者はアントニ・ガウディの研究者だった今井兼次。そのあまりの一致に感動した記憶がある。おそらくこれがその後のいろんなことを調査してみる姿勢へのきっかけとなったんだと思う。

2011年3月21日月曜日

sakura



まだ肌寒い日が続いているが、春は確実に近付いてきている。母の墓参に行った時、桜のつぼみが膨らみ始めたのを確認した。おそらく開花予想が3月25日ごろだったので、順当な感じか。しかしその日の午後近所を散策していたら、通勤路で毎春とても目につく桜の木があるのだが、これはすでに2分咲きといった感じであった。びっくり。

2011年3月19日土曜日

ハクモクレン


卒業式ごろに咲く花のイメージが強い。多分小学校の文集のタイトルが木蓮だったような記憶がある。いわゆるモクレンは紫木蓮のことのであるようだ。英名:Magnoria。ハクモクレンは一斉に咲くと結構見ごたえがある。
”春日浴む 山辺に白き木蓮を 見初めて我はその位置を知る”

桃渓橋



ももたにばし:中島川にかかる石橋群の1つ。諏訪神社下のすぐのところ。僧卜意の幕財によって1679年完成。すぐ脇に石灯篭みたいなのがあって、その中に小さな座像がある。最初見た時は河童に見えた。説明板によると卜意地蔵だそうな。比較的小さな石橋だが、車が通っている。大丈夫かしらん。

2011年3月16日水曜日

長崎電車資料館


3週間ほど前、西洋館にある電車資料館に立ち寄った。資料館というか資料室みたいなもの。運転台が再現されており、渋さ爆裂である。日立製で、ああ、こんな感じだったなあ。実際は右の突起のところにはすりこぎ棒状のハンドルが付いていた。子供心に”ガリガリガリ”と音を立ててレバーを回す運転手さんを見て、”面白そうだなあ”と思ってた。最新式電車の運転台はどんな感じだろう。細かく見てないので次乗る機会があったら見逃さないようにしよう。

2011年3月12日土曜日

巨大地震



日本史、いや世界史上でも特筆される大災害が起きてしまった。東北太平洋沖地震。被害があまりにも甚大である。おそらく町、いや市のレベルでいくつもの地域が一瞬で津波のため壊滅・消失した。まさに筆舌に尽くせない。おそらく最終的人的被害は少なく見積もっても数万人規模以上になるのではないかと思う。もはや他人事ではない。日本沈没、国家としての日本の破綻にもつながりかねない事態である。同じことが九州地区に起こったら、一体自分は冷静に対応できるのだろうか。背筋が凍る思いである。しかし、日本人は決して弱くないと思う。長い歴史で培った経験と英知と能力、そして何よりも日本人の精神、思いやり、助け合いの心が今こそ発揮されるものと信じる。大災害対応能力は世界一なのだ。日本頑張れ!!!

2011年3月5日土曜日

長崎ボウリング事情


写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポーツセンター(愛宕町)。現在残るのはラッキーとスポーツセンターのみ。ゴールデンボウルは学校の近くでもあったので多分一番行ったんじゃないかな。中学生のころはスペースインベーダーの走りの頃で、友人たちがよくたむろしていた。意外と72ボウルは行ってない。ローラースケートもあったらしいがよく覚えていない。実は現在の西友道の尾店も当初スーパーではなく、ボウリング場になるといううわさもあった。これまでの自分のハイスコアはおそらく小学6年生のころか204点というのがあったと思う。そのほかオマハのボウリング場もいかにもアメリカといった感じで思い出がある。

追記:2013年6月 この記事は結構ページビューが多いようなので、やはり追加しておかねばならない。1か所記載漏れしていたのが江川町にあるマリンボウルである。なにぶん長崎市南部に位置するのでつい、忘れていた。それからスポーツセンターもその後取り壊しとなったため、現時点で長崎市にはラッキーボウルとマリンボウルの2か所のみとなってしまった。それから、どうやらROUND1の出店計画があるそうだが定かではない。

第1臨床研究棟


現在オフィスのある建物。ここに引っ越す前は第2臨床研究棟の4階であったが、病棟新築に伴い先に解体された。古いほうが残ったわけだ。写真は入口外壁にあるプレート。間組による昭和36年竣工。それこそ今年で50年になる。中央部の階段は四角形に回って登るタイプで、階の中間に小さな踊り場がある構造。以前、東大に行った時同じような建物を見た。当時のトレンドであったのだろう。この研究棟もいずれ取り壊される。今のうちに記録しておく。

2011年3月1日火曜日

2011年2月の読書メーター

今回は、ロシアの論理と東京奇譚集かな。

2月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1668ページ

友情 (新潮文庫)友情 (新潮文庫)
再読。前回はいつだろう、多分高校生か。誰に感情移入するかで読後感が変わる。野島に入り込むとあとがつらい。しかし、現代の感性で言う友情とは大きく異なるのであろう。
読了日:02月26日 著者:武者小路 実篤
東京奇譚集 (新潮文庫)東京奇譚集 (新潮文庫)
村上作品3冊目。読みやすい文章で抵抗が無い。表紙のお猿の意味がわかりました。次は長編かな。
読了日:02月25日 著者:村上 春樹
道をひらく 続 (2)(PHP文庫)道をひらく 続 (2)(PHP文庫)
1977年ごろに書かれている。当時自分は中学生か。果たしてこんな思いでその後の30年余が過ごせただろうか。これをまたフシ目として捉え、熱心でありたいと思う。
読了日:02月21日 著者:松下 幸之助
実録・日米金融交渉 (アスキー新書)実録・日米金融交渉 (アスキー新書)
あまり得意な分野ではないのだが、その臨場感に圧倒されてほぼ一気読み。”これが現実なのか”と、背筋が冷たくなる感じがした。また違った意見もあるとは思うが、これからの日本は本当の意味で自立していかないと極めて危うい。今こそ長い歴史の中で培ってきた実力を発揮すべきと思うんだが、それを実行すべき人々があまりにもふがいなさすぎる。
読了日:02月19日 著者:松島 令
ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書)ロシアの論理―復活した大国は何を目指すか (中公新書)
まさに好意もなく悪意もない論調。しかし、むしろそれがプーチン以後のロシアのボトムラインを把握するには有効である。非常に参考になった。しかし、民族問題やインテリジェンスに関しての記載は一切ないのが不満ではある。
読了日:02月13日 著者:武田 善憲
乳と卵乳と卵
皆さんご指摘のように一文が長い、長すぎる。しかし徐々に慣れてはくる。未視感というか、”これ、ほんまに、いィ?”にはまさに共感できる。あと、深い部分はごめんなさい。コメント困難です。
読了日:02月12日 著者:川上 未映子
パーク・ライフ (文春文庫)パーク・ライフ (文春文庫)
表題作では示されないが、作者の指す九州の多くは長崎なのだろうか。長崎には日比谷公園みたいな広い公園はない。臓器移植ネットワーク、人体模型、レンタル。いくつかのキーワードには何らかの共通の背景を感じる。スタバ女が決めたこととも繋がるはずだという思いを禁じ得ない。
読了日:02月12日 著者:吉田 修一
よかったねネッドくんよかったねネッドくん
小学校5年生の時友達と読んで3日間笑い続けた記憶がある。名作絵本の1つである。
読了日:02月11日 著者:レミー チャーリップ
「ホンネ」を引き出す質問力 (PHP新書)「ホンネ」を引き出す質問力 (PHP新書)
著者の本読んだのはこれで3冊目。微妙に切り口が違うが、要は実践。
読了日:02月06日 著者:堀 公俊

読書メーター

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...