2010年1月27日水曜日
お使い
以前、豆腐屋さんのことを書いたけど、当時(小学校低学年ごろかな)、豆腐以外にもお使いでよく買いにやらされたものがあった。ひとつは”塩”。当時、塩はたぶん政府の管理下にあり、塩の販売ができるのは特定の店舗に限られていたように思う。(思い出した!専売公社の管理下だっ。)10円か20円を握らされて、そうだなあ、家からおよそ200メートルくらい離れたところにある交差点角の店に買いに行っていた。今はもうそこの交差点にあった歩道橋は無く、店の面影もない。塩はビニール袋か茶色の紙に包まれていたように記憶しているが定かではない。塩のほかでは糊も確か買いに行ってたような気がする。これは今でもタバコ屋さんとして残っているお店だが、そこでビニール袋にパックされて、コンニャクみたいにボテっとしてヒンヤリした、いわゆる昔の白い不易糊を2本買っていた様な記憶がある。この糊は薬局のサービス用マッチのレッテルを貼るのによく使っていて、レッテル貼りはお手伝いでやらされていたけど、あんまり好きじゃなかったなあ。そのマッチは珍しく両面に擦る部分が付いていた。レッテルもオレンジ色の下地に白の絵と文字が描かれていて、今思えば結構シュールなデザインだった。ほかにもいろいろあるけどまたの機会に。
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