2010年1月24日日曜日

ハウステンボス問題

ハウステンボスの存続問題の決着がまだついていない。長崎にとっては象徴的なテーマパークであっただけに、存続不可能となると、その影響は甚大なものになると予想される。テーマパークとしての基本コンセプトがTDLとは大きく異なることと、地理的立地条件、経営努力の不足など、行く末はある程度予想できていたものと思う。私、個人的にはやはり存続を切に希望するし、HIS、福岡財界のサポートを是非お願いしたい。しかし、何よりも重要なのは、実際の経営スタッフと地元住民、長崎県民全体のモチベーションをあげて、本当の意味で再生へ向けての努力をすることが何より基本であろう。一県民として、考えていることを少しだけ提言したい。
 とにかく、今後の経営の基本コンセプトを明瞭にすること。当然シンプルでインパクトの強いものがよい。残念ながらカジノはだめだったので、それに代わるものがいる。東アジアでの位置づけを前面に出すのか、単なるリゾートだけでは進歩がない。とにかく、その辺のアイディアをひねり出す企業努力が今まで行われていたのかどうかが甚だ疑問である。会議をのぞいてみたいものである。

 ひとつ考えているのが、環大村湾全体をリゾート圏とみなし、その中心にハウステンボスを持ってくることである。そこでのキーワードは環境、エコ、医療リゾートそしてマリンレジャーである。環大村湾にはいろんな自然と史跡がある。それを太陽電池をふんだんに使った移動方法(主として海上移送)で様々なコースを作る。釣り、マリンレジャー、温泉、ゴルフ、少し範囲を広げて佐世保、波佐見地区まで巻き込んでもいいかもしれない。今後、折に触れて、各論について書く予定である。

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