2011年8月31日水曜日

金蝶ソース


昭和16年登場の長崎オリジナル・ウスターソース。皿うどんにソースは長崎人の常識であるが、恥ずかしながらこの年になって、このソースが長工醤油製ということを知ってしまった。お詫びのしるしに写真をアップ。子供のころ、そうだなあ、月に2回くらいは近所の食堂(多分、中村屋だったような気がする)から良く皿うどんをとって食べていた。当然バリバリの細麺。その食堂のおじさんは、うちに出前に来るたびに、リポビタンDのから瓶をもらって帰っていた。これにソースを入れて皿うどんに添えて出前してた。今の時代には考えにくいような気もするが、当時は当たり前だった。おかげでうちにはこれ以外のソースの壜を見たことがなかった。きっと中身は金蝶ソースだったのだろう。ああ、ソースをたっぷり振った皿うどん食べたいなあ。

2011年8月27日土曜日

今日の散歩道2011.8.27




久しぶりに朝から犬と散歩。まだ日差しがないので晴天ではあるが結構すがすがしい。お盆過ぎからずっと雨天続きだったので、今日の晴れ間は貴重である。しかし、暑くなるだろうな。途中見つけた光景をアップ。アサガオは少し小ぶりで濃いめの水色。観賞用の亜種なのかな。ユリはこの時節にあちこちで良く見かけるようになった。調べると"タカサゴユリ"らしい。テッポウユリは葉がもう少し幅広いのだそうな。横向きに咲くところが特徴なのか?昔はむしろオニユリを良く山野で見かけていたが最近はグッと減った気がする。途中でやたら目につくキノコを発見。近くの民家の人が切り株にしておいているようだったが、どうやら”ヒイロタケ”というのだそうだ。色そのまんまの名前で覚えやすい。食不適だそうだ。少しずつだが秋の気配なのかなあ。

アメリカ語学教材



部屋を片付けていたら、アメリカの英語教材が出てきたので思わずアップ。購入は留学中の2001年かな。Scooby-Doo!はよくcartoon networkでも見てたなあ。Shaggy, Fred, Daphne, Velmaがメンバーでよくありがちなキャラクター設定になっている。要は大人も結構楽しめるようである。Giant Basic Skillsは$4.99也。中身もよくできている。当時4歳の娘にはさすがに難しかったのであろう、所々にぬり絵がしてある程度であった。それから、Simon & SchusterのThesaurus for Children。これは素晴らしい。おそらく小学生対象なんだろうけど、日本人にとっては大人でも十分ためになる。というか、自分のvocabraryの乏しさをまた痛感した。色もカラフルでよろしい。その良さをわかって、娘がいつ使ってくれるのだろうか?

2011年8月20日土曜日

発心寺の梵鐘


法要ではじめて訪れた。隣の大音寺に比べるとこじんまりしているが、その梵鐘は市内に現存するものとしては最古のもの(とはいっても1438年だそうな)。たしかに形がやや変わっている。どんな音がするのか興味あるところ。住職によると、同寺はやはり原爆で被災し、その時本堂の欄間が壊れて、7枚に分けて装丁しなおしたんだそうな。7枚それぞれがかなりのボリュームで、1枚当時はかなり壮麗であったことであろう。

2011年8月13日土曜日

今年の夏雲




金曜日に年休取って、雲仙へ。東園泊。眺めが良い。オシドリの池を望む。起床後池の周囲を一周した。約40分。途中大黒天の磨崖仏なるものがあった。確かに顔がある。作者と年代は不詳だそうな。そして、この池は昭和43年にできた人工池で、いわゆるダムである。周辺で温泉らしき湧水がみられ、そのせいか水の色がやや緑っぽい。硫黄なんか含まれてたら魚も住めないだろうと思ってたら、結構湖面に魚(多分鯉)が跳ねている。あとはアオサギを3羽確認した。今後増えるんじゃないかな。このオシドリの池の時間をかえた2ショットをアップしておく。追加は温泉神社の狛犬。なんか違う生物みたい。

2011年8月8日月曜日

夾竹桃


葉が竹に、花が桃ににていることからこの名がついたらしい。夏の代表的な花としての印象が強い。赤迫から六地蔵あたりまで並木が続いているのが昔からある。今年も多くの花を咲かせていた。葉に含まれるオレアンドリン(薬理ではベータストロファンチンと習ったようにも記憶するが)は強心配糖体の作用あり、致死量がある。これを反映してか花ことばは危険・油断しないだそうな。確かに成書にあるように、ピンクは八重咲きで白は一重咲きである。黄色もあるということだがあまり見たことはないなあ。英名:oleander。

2011年8月7日日曜日

マイティージャック


これが書かずにおられようか。最近多いのであるが、またまた40年ぶりに目にするもので気を失いそうになった。”マイティージャック”である。写真のEPレコードをすり減るほど聴いていたことを思い出す。いろんな記録をみてみると、放映期間はきわめて短かったようで、全13話だそうな。当時あまりに先進的すぎていたのかもしれない。ただ、その後の宇宙戦艦ヤマトのベースになったことは想像に難くない。しかしである。YouTubeでタイトル曲をそれこそ40年ぶりに聴くと、その重厚さ(冨田勲 作である!)と一番最後の部分のかっちょ良さにしびれまくって射精しそうになった(やや大袈裟か)。とにかく良い。次はやはり謎の円盤UFOであろう。

2011年8月6日土曜日

エルマーとエルタ






また、古い本を引っ張り出してきてしまった。「エルマーのぼうけん」と「かえるのエルタ」いまさらながら、両者の名前が似ていることに気付く。さらにエルマーに関しては「フェルマー」とも酷似しており、「最終定理」を読んだ時、なんとなく懐かしい気持ちが湧いた気がしたのはこれか?いずれにしろ、これらの本は現在でも版がか重ねられ、読み続けられているようだ。読書メーターでエルマー本のサムネイルを見つけた時は体に電気が流れた気がした。それにしても今日の版はカラフルである。エルタもしかり。挿絵のノスタル・シュールさに関しては言を俟たない。惜しむらくはおそらく存在したであろう本のカバーもしくは箱が存在しないこと。写真を数枚アップしておく。

2011年8月1日月曜日

2011年7月の読書メーター

7月の読書メーター
なんか、種々雑多という感じか。そおねえ、今回はやはりニュートンの宇宙特集をベストにあげよう。

読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2228ページ
ナイス数:67ナイス

40代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)40代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
おそるおそる読んでみたが、突き刺さるものはそれほど多くなかった気がする。ただ現時点での夢をitemizeすることの大切さには大いにagree。
読了日:07月31日 著者:本田 健
小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)小僧の神様―他十篇 (岩波文庫)
どれも味わい深く、良い。”あとがき”も。おじさんには赤西蠣太、氾の犯罪、そして好人物の夫婦がいろいろと考えさせられた。
読了日:07月31日 著者:志賀 直哉
仕事にすぐ効く 魔法の文房具仕事にすぐ効く 魔法の文房具
寝床に入ってから図鑑的に1日1-2件ずつ読ませてもらいました。携帯用メモ+筆記用具に力が入っていたところが興味深かったです。これにはなかなかベストがないんでしょうね。
読了日:07月29日 著者:土橋 正
Newton (ニュートン) 2011年 09月号 [雑誌]Newton (ニュートン) 2011年 09月号 [雑誌]
やられた。宇宙の未来について、最終的な”ビッグクランチ”はなんとなく知ってたけど、1000億年以後の経過は今回初めて学びました。最後のブラックホールが蒸発した瞬間は、しばらく気絶してました(@_@;)。もはや何が現実なのか考えるほどわからなくなりそうです。
読了日:07月28日 著者:
NHK ラジオ実践ビジネス英語 2011年 07月号 [雑誌]NHK ラジオ実践ビジネス英語 2011年 07月号 [雑誌]
なんとか終了。まだまだついて行くのがやっと。
読了日:07月25日 著者:
医の未来 (岩波新書)医の未来 (岩波新書)
本書の執筆コンセプトからして総論的にならざるを得ないのは仕方ないと思います。コメディカルの方々には最適ではないでしょうか。一般市民の皆さんには講演として直に聞いてもらうほうがより理解しやすいでしょう。自分にとっては第1部が喫緊の問題としてやはり一番興味深く読ませていただきました。また本文でも繰り返し述べてありましたが、メディアは医療・医療者の状況を必ずしも正しく伝えていないことも再認識。
読了日:07月24日 著者:
ぶらりミクロ散歩――電子顕微鏡で覗く世界 (岩波新書)ぶらりミクロ散歩――電子顕微鏡で覗く世界 (岩波新書)
先日読んだ中谷宇吉郎博士の"雪"もそうでしたが、その好奇心と試料1つ1つに対する思いやりは、さすがと思います。個人的なベストショットはツクシの胞子。愛機に持たれて死にたいと言われる気持ちが伝わってきます。
読了日:07月18日 著者:田中 敬一
神様のカルテ (小学館文庫)神様のカルテ (小学館文庫)
昨今の医療事情の縮図である。医療者側から見れば目の覚めるような展開は残念ながらなかった。実は安曇さんのご主人の話が一番感動した。
読了日:07月17日 著者:夏川 草介
新美南吉童話集 (岩波文庫)新美南吉童話集 (岩波文庫)
心の触れ合い、時代の流れ、人生のはかなさ。読んでいて確かにいろんな思いが去来する。棟方志功と谷中安規の挿絵がさらにそれを印象付ける。執筆当時の背景を知ると、南吉の思いの深さが余計に響いてきた。
読了日:07月10日 著者:新美 南吉,千葉 俊二
増量・誰も知らない名言集イラスト入り (幻冬舎文庫)増量・誰も知らない名言集イラスト入り (幻冬舎文庫)
脳髄の最近使ってない部分が刺激されてしびれた。
読了日:07月02日 著者:リリー・フランキー
図解 できる大人の「モノの使い方」図解 できる大人の「モノの使い方」
読了日:07月02日 著者:
図解 できる大人の「モノの使い方」図解 できる大人の「モノの使い方」
クリアファイルの色わけには気付かなかった。文房具図鑑は2008年当時なので若干古い印象。
読了日:07月02日 著者:
Newton (ニュートン) 2011年 08月号 [雑誌]Newton (ニュートン) 2011年 08月号 [雑誌]
待ってました、ニュートン渾身の宇宙特集。オールトの雲と宇宙の大規模構造は初めて知りました。しかし、いつ見ても写真が美しい。甲乙つけがたいが、今回のBest Shotはオメガ星団。銀河団に比べてはるかに近場だけど、それでも十分気が遠くなりそうである。その瞬間だけは日常のすべての懸念を忘却することができる。(そのあとがつらいんだけど・・・)
読了日:07月02日 著者:

読書メーター

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...