2010年8月28日土曜日

床屋、理髪店またはHair Cut !!


今回は床屋さんの変遷その1。小学校2年生くらいまで多分三浦?理髪店。薬局と同じ並びで100メートルほど赤迫寄り。店内はおぼろげながら覚えている。調髪用椅子が2脚あって、2つの鏡の間に飾ってあった白黒の不思議な写真が妙に記憶に残っている。今で言うB5版大のパネルになってたと思う。何か雲みたいなもこもこした白の背景に黒い蛇みたいな形をした、でも何となく無機質的な物体が斜めに走っていた。想像するに飛行中の機内からみた外の風景か、新幹線みたいな高速で動いている物かのいずれかではないかと思う。まだ子供だったので、これが何の写真なのかはオジサンには聞けなかった。オジサンは50~60歳くらいかな、特に強面でもなくやさしい感じだったけど、カット中に僕がよく頭を動かすのでしょっちゅう姿勢をビシッと正されていた。顔そりの前に剃刀をなめし皮でシューッ・パー、シューッ・パーと砥ぐ様子を鏡越しに見てあれは何をしてるんだろうとかいつも思ってた。それから鏡の横の棚には丹頂のチックが載っていて(当然当時はそれが何かはわからない。大きくなって別の機会にようやく何者か知ることになる)、子供には使うものじゃないんだろうな、なんて思ってた。今やその丹頂はMandomだよ。かく言う自分は今、Gatsbyのムースを愛用している。なんか巡りあわせかな?
ところがその床屋さんはある日突然閉店して無くなってた。子供心にとてもびっくりした記憶がある。いろいろあったんだろうが理由は定かではない。もしかしたら親父が知ってるかもしれない。今度聞いてみようか。それから我が家が引っ越すまでの1-2年間は裏通り床屋さんに行った。そこでの記憶が1つだけある。髪を切ってもらいながら見てたテレビの番組が、中日がリーグ優勝した時の試合だった。調べてみたら1974年、昭和49年だった。10歳、小学5年生である。
以後の変遷は次の機会に。

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