2010年4月11日日曜日

有家運動公園

昨日久しぶりに家族でドライブ。特に行き先も決めずにゆるゆると走っていたら、有家のジャスコ付近で有家運動公園のサインがたまたま目に入ったので、思わず左折した。1,2分ですぐに目的地。おや、意外といろいろあるみたいだよ。右手奥にはなんか砂浜らしきものが見えたよ。と、この時点で娘はやや興奮状態。こんなリアクションをみると、なんだか嬉しくなる。奥のパーキングに駐車すると同時に娘は海側へむかって走り出した。後を追って私も足早に同じ方向へ向かう(この辺のわくわく感は娘と同じなんだろう)。妻と母はゆっくりくるだろう。途中、地元の少年5人組(うーん、中学生かなあ)とすれちがったが、向こうから”こんにちわ”のあいさつ。正直びっくりした。この辺りは素直に教育された少年が存在するようである。こっちも”ん、こんにちわ”とやや低めの声で返した。さてさて、ここはなかなか結構眺めがよろし。人工海浜が大小の岩とテトラポッドで積み上げられた堤防でひろく楕円形に囲まれて作られており、この堤防の上は歩いて一周できるようになっている。手前で白大根(?)の花を観察した後、いつものように砂浜でおそらく貝殻を拾っている娘を横目にさっそく堤防上を歩き始める。これに気付いて娘もあとから追ってきた。フナムシが数匹、堤防内側にごくごく小さい魚の群れ、水辺の岩に牡蠣が多数、堤防外側に繁茂する海藻。確認した生物はこれくらい。それよりも今回の発見は堤防を作っている大小の岩に中に、泥岩や粘板岩などの水成岩が多数あるようで、この中の黒褐色で目の細かい岩の破片を割ってみると、どうやら化石らしいものを見つけた。本物かどうかはわからないが多分なんらかの貝類であると思う。堤防を1周して浜辺に戻ると、今度は砂地に無数のシオマネキの穴を発見。2-3個掘り起こしてカニを確認。驚かしてごめんごめん。そのほか、この日は結構昼間の気温が急に上昇したせいなのであろうか、多分、海霧が発生した模様。有明海上表層を白い帯が広く覆っていた。久しぶりに自然に触れて、心穏やかになった。良い休日であった、また来よう。写真左は海霧?見えるかな?右はシオマネキ(多分まだ子供で小さめ)。わかるかな?

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