2010年4月9日金曜日

長崎新幹線

中村知事新体制がスタートして1カ月余りになる。なかなかローカルニュースを見る機会が少ないので、適切なコメントになるかどうかは不明だが、この1カ月で知事の姿や発言をメディアで見たのはつい先日の東京での長崎新幹線ヒアリングの際のものだけだったような気がする。ニュースでは積極的に中央の役人と接触する姿が映ったが、さて、実際の中身はどのようなものであったのだろうか。当然ではあるが地元にとってはプラスになるような試算結果が前面に出されていたようだが、はたしてその試算方法の精度や結果の意義づけは評価に耐えうるものなのであろうか心配である。試算結果の概要は県民のほとんどは知らないと思うし、反対意見の人々の意見をどれくらい吸い上げて比較検討したものかも不透明である。私自身、これまでは漠然と、新幹線がきたらある程度便利にはなるんだろうなあというくらいの意識しかなかった。いろいろと聞いていたら、実現の可能性はかなり低いもののように感じた。県政、県民にとっては極めて長い期間にわたる懸案事項であるがゆえにもう少し真剣かつ系統的な評価システムが必要であろう。いまさら言っても遅いし、適切な人材やこれに懸かる予算がないという理由で一蹴にされるのであろうが、やはりそれでもやりきれない。ここを新しい切り口で展開してくれるのが新体制の役割だと思う。長崎県政、あまりにも元気がなさすぎる。県政の長としてさらなる活躍を期待してやまない。落選した橋本さんはどうしてるのだろう?意見は当然合わないので無理な相談だけど、この際何らかの形で県政に加わってもらってもいいんじゃないかとも思ってしまう。大仁田厚しかり。県政はそこまで力を失っているのだ。

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