今月はやはり悪童日記か。しかし、いまだ脳髄を貫かれるような本には出会えない。フェルマーがかなり近かったけど、あと一歩か。そろそろ学会時期がやってくるので今後読書量は減ることが予想される。
9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1982ページ
Newton (ニュートン) 2010年 11月号 [雑誌]
宇宙誕生に生命誕生。いずれも奥が深すぎ。なにか共通するものを感じるのであるが、やはりこれらは奇跡に近いのか?
読了日:09月27日 著者:
老師と少年 (新潮文庫)
理解しようとして読むとだめなんですね。確かに要再読です。今のところ自分としては老子の”道は大なり”の気持ですが皆さんはどうでしょうか。
読了日:09月26日 著者:南 直哉
ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)
登場人物一人として、ただの普通の、ほんの薄い意味しかもたない者がいない。リュカにたばこひと箱を与えた兵士でさえ何か背景に意味を与えている気がしてしまう。マティアスの学校の先生しかり。この2作目は時間経過のインパクトが大きい。
読了日:09月26日 著者:アゴタ クリストフ
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
歴史的背景を感じながら読むと、兄弟そしてこの物語のすごさ、すさまじさ、さらには情景のどんよりとした色彩感までもがひしひしと伝わってくる。さて、自分の価値観・倫理観はどこまで耐えられるか。
読了日:09月23日 著者:アゴタ クリストフ
せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)
実家の部屋を片付けてたら実に久しぶりに出てきたので、思わずページをめくった。やはり名著である。挿絵がすばらしい。1964年第一版、これもすばらしい。カオシデ石2、3ジュ白。こうやって紀を覚えたなあ。
読了日:09月20日 著者:バージニア・リー・バートン
そうだったのか!現代史パート2 (集英社文庫)
平易な文体で書かれているので理解しやすい。しかし国家の威信とは何なのだろうか?そして宗教と人種。歴史はかくも複雑で繰り返し続けるのだと実感しました。
読了日:09月19日 著者:池上 彰
使うための心理学
このページ数ではこれが限界でしょう。分かり易くはありますね。確かにもう一歩実用につながる部分がほしいけど、そこは自分で中級編をひも解くしかないのでしょう。
読了日:09月12日 著者:ポーポー・ポロダクション
そうだったのか! 現代史 (集英社文庫)
いずれの出来事も大筋理解していたつもりでしたが、実際はほんのうわべだけしか知らなかったことがわかりました。一気読みするのが良いと思います。
読了日:09月11日 著者:池上 彰
ティンブクトゥ
うちのはティンクと言います。トイプーです。もっと散歩に連れて行かねば、と思いました。
読了日:09月04日 著者:ポール・オースター
読書メーター
2010年10月1日金曜日
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
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