今回は約2時間の隙間時間があったので、国立西洋美術館と迷った挙句に新美術館へ向かった。というか、西洋美術館のミケランジェロ展は多分馬鹿みたいに人が多いだろうし、さらには見はまってしまうので2時間ではきついと踏んだ。大江戸線乗り換えて徒歩15分(実際駅構内の距離がアクセスの表示時間に加味されていないことを今回あらためて痛感)。早速チケット購入して企画展会場へ。さすがに連休、これでも予想より人は多い。並んでゾロゾロ作品を眺めている皆さんをしり目にアンディ・ウォーホール作品群へまっしぐら。目的の”200個のキャンベル・スープ缶”を拝観した。結構大作で、よーく見るとなんとなく縦のラインが微妙に曲がっている感じ。缶の種類は多様で、並びに規則性はなかったように思う。あとはマリリンモンロー、毛沢東、電気椅子、キミコ・パワーズの色彩を感じつつ、部屋を後にしようとしたところ、なんとなく目にとまった作品があった。”ケロッグ・コーンフレークの箱”である。理由は1つ、なんとなく見た作品解説に1964年とあったからである。自分の生まれた年の作品や出来事には多かれ少なかれ思い入れを感じる人は少なくないであろう。私もそのひとりであり、同じ年にエリックドルフィーのOut to lunchが録音されたかと思うと、郷愁に似たものを感じる。後ろ髪をひかれながら美術館を後にした。
2013年9月23日月曜日
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