2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1687ページ
ナイス数:180ナイス
陰の季節 (文春文庫)の感想
第三の時効に触発されて、横山作品2作目。表題作はそこまで強烈ではないにしろ、禍々(まがまが)しさの片鱗はうかがえる。しかし他3作も含めて、人事にまつわる人間関係が妙に現実味があって怖い。あぁ、おそろし。潰瘍できても不思議ではないが胃切までは大袈裟かもね。
読了日:4月29日 著者:横山 秀夫
風の中のマリア (講談社文庫)の感想
擬人化され物語的ではあるが、内容はinsect biologyにほかならない。根底にあるのはゲノムに裏打ちされた本能なのである。ところで、よくこれだけいろんな名前を付けたものである。
読了日:4月28日 著者:百田 尚樹
動乱のインテリジェンス (新潮新書)の感想
今、日本外交の何がどうヤバいのかを知るにはこの2人の話を聞くのがとりあえず手っ取り早い。民主党政権期の状況が主だが、政権交代後にも当然いろんなとんでもない動きがあったはず。いずれそのあたりについての対談集が出るでしょう。しかし、今回は亜民族思想にただならないものを感じた。
読了日:4月26日 著者:佐藤 優,手嶋 龍一
「黄金のバンタム」を破った男 (PHP文芸文庫)の感想
ボクシングにはそれほど興味はないのだけれど、百田先生にかかればそりゃあ、面白いわけだ。自分の幼少時に重なった時期があるだけになおさらはまってしまった。また、当時のベルトの価値と様々な駆け引きの意味が現代とここまで違っていたとも知らなかった。男のドキュメンタリーやなあ。
読了日:4月20日 著者:百田 尚樹
NHK CD ラジオ 実践ビジネス英語 2013年3月号の感想
老父から車を取り上げる話は自分も直面しているだけに興味深かった。実際どうしようかなあ・・・。
読了日:4月6日 著者:
光あるうち光の中を歩め (新潮文庫)の感想
購入はおそらく20年以上前。「青年時代」に引き続きトライしたがあえなく挫折したとおぼろげながら記憶している。かくも長く本棚の奥に放置されていたものを今回手にしてみた。おそらく、ここ2年間でキリスト教関連書籍を数冊読む機会があったことと、自分が齢を重ねたためであろう。粛々と読み進めることができた。しかし、人間が存在する限りこの悩みは無くならないのかと思う。現時点で自分の思いはまだ明確にすることができない。
読了日:4月6日 著者:トルストイ
白銀ジャック (実業之日本社文庫)の感想
肩ひじ張らずに読了。終盤のスピード感は相変わらずですな。ただ、少し詰め込みすぎたかなという印象。あと日吉の爺さんが只者でないことはややバレ気味。
読了日:4月6日 著者:東野 圭吾
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2013年5月2日木曜日
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
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