2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1768ページ
ナイス数:157ナイス
読書術 (岩波現代文庫)の感想
まさにちょうど半世紀前に書かれたものとは思えない。全く色あせていない。斉藤教授の「読書力」とはまた違った説得力がある。両者を合わせて思うに、読書に臨む自分がそれなりの覚悟を持ちつつ自然体で、その時必要と欲する本に真摯に対峙することにつきるのか。ああ、まだ自分は未熟であることを実感。
読了日:9月29日 著者:加藤 周一
神去なあなあ日常の感想
しをん風に味付けされた少々ドキュメント的ストーリー。もともと木や土といった要素には好感を持っているので、読んでて気分は良かった。しかし、現実はもっと切実であることは想像に難くない。日本の里山・森林、どうなるんでしょうね。
読了日:9月22日 著者:三浦 しをん
忍びの国 (新潮文庫)の感想
台風で外に出れず、この機会に積読本消化。しかしなかなか面白い。藤沢周平の立回り描写とはまた違った迫力がある。ただ、超絶すぎてややついていけない部分もある。そおだなあ、ストーリーとしては”のぼう”が好みか。
読了日:9月17日 著者:和田 竜
知的余生の方法 (新潮新書)の感想
手にするのは少し早いかな、と思って読み始めると意外にそうでもない。今のうちから考えておいても損はない。渡部先生の言われる”余生を極める”ところには到底及ばないけど自分なりのスタイルを確立できればいいのかなとも思う。
読了日:9月16日 著者:渡部 昇一
緋色の研究 (新潮文庫)の感想
こんなに深い背景のある展開とはついぞ知らなかった。いろいろと論じられているようだが、タイトルに関してはやっぱり良く分からない。赤いものはいくつか出てくるんだけどね。
読了日:9月16日 著者:コナン ドイル
長崎県レッドデータブック―ながさきの希少な野生動植物〈2011〉の感想
図鑑的にパラパラと読了。”沈黙の春”が思い出される。先日のニホンカワウソのニュースのように、動物に比べると植物や昆虫はなかなか注目されない。特に植物は我々も知らず踏みにじっているのかもしれない。また、盗掘によるリスクが少なからずあることも非常に残念である。
読了日:9月8日 著者:長崎県レッドデータブック編集委員会,長崎県環境部自然環境課
NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2012年 08月号 [雑誌]の感想
360-Degree Feedback.いわゆる外部評価の個人版。本音と建前に敏感な日本の多くの職場にはなじみにくいであろう。効力が発揮されないか、やりすぎると両刃の剣になってしまう。
読了日:9月2日 著者:
ティファニーで朝食をの感想
表題作のみ。オードリーのイメージが拭い去れないのだが、できるだけ意識せずに読んでいくと、やはりホリーにはマリリンモンローがふさわしいと思うのは安易なのかなあ。
読了日:9月1日 著者:トルーマン・カポーティ
読書メーター
2012年10月1日月曜日
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
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