2012年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1641ページ
ナイス数:154ナイス
■十五少年漂流記 (新潮文庫)
”読まずに死ねるかシリーズ” 19世紀終盤の著作とするとかなり優れた内容と展開であり、正直いって楽しませてもらった。やはりヴェルヌはフランス人であること、当時の英米仏の関係、人種問題、動物愛護問題(海亀とアザラシには特にびっくり)、未成年の飲酒問題、銃火器の取り扱い、さすがに病人が少なすぎる・・・。などなど細かい大人の目でみるといろんなことが気になるのはしかたがない。でもいいんです、サバイバルにはこれくらい必要だし、共和国の概念、これも今の時代むしろ新鮮にすら感じる。ある程度物心ついた年代で読むのがいいと
読了日:08月30日 著者:ジュール・ヴェルヌ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21710377
■知っていそうで知らないノーベル賞の話 (平凡社新書)
特に理系の人間は多かれ少なかれ憧れるテーマである。本書は実際的で面白く読ませていただいた。中でも賞の成り立ちにこれだけの苦労があったことは驚き。また、長岡半太郎博士の存在意義にも感激した。さあ、今年はどうなるのであろう。
読了日:08月26日 著者:北尾利夫
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■悩む力 (集英社新書 444C)
姜先生にしては前半がやや冗長な感じというのは失礼か。しかし、”死”に対する認識について内田樹先生と共通している(おそらく)ところが興味深い。
読了日:08月25日 著者:姜 尚中
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■海と毒薬 (新潮文庫)
あまりに重い様々な問題提起がありすぎる。正直なところ、この作品に対する自身の思いを文字にあらわすことが怖くてできない。読んだ版は昭和57年第41刷、200円也。もしこの時期に読んでいたら全く違う印象であったと思う。
読了日:08月19日 著者:遠藤 周作
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21422492
■シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
読まずに死ねるかシリーズ。お盆休みを取ったので、早朝からの一気読み。赤髪組合とまだらの紐はかろうじて一部を知っていたが、正式に通読したのは恥ずかしながら初めてである。ストーリーとしての面白さに加えて、詳細な情報収集と分析そして経験の記録の重要さを感じさせられる。依頼人の描写と言葉から意味合いを探ろうとしたが、到底かなわない。ワトソン氏の気持ちがわかる。
読了日:08月15日 著者:コナン ドイル
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■NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2012年 07月号 [雑誌]
最近、集中力を欠いてやや遅れ気味。しかし、"No-Excuses Living"にはちょっと反省させられた。(-_-;)
読了日:08月04日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21043531
■スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
実家の本棚の奥にたまたま見つけて、思わず手に取った。カバー挿画の夏のイメージが良い。今活躍しているオリンピック選手の1人1人にそれぞれのストーリーがあると思うと、テレビを見る目も自然と変わってくる。
読了日:08月02日 著者:山際 淳司
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▼2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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2012年9月1日土曜日
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
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