2012年9月22日土曜日

杉本家レンガ塀


家野町~文教町国道206号線沿いに、いまは建物の間にひっそりとたたずんでいる。説明板には杉本家のレンガ塀と記載されている。いわゆる原爆遺構の1つ。実はこれも今回初めて知った。この通りは通学路ですらなかったが、いろんな場面でよく通る道なので、小学生のころからレンガ塀が確かにこのあたりにあったように記憶している。現在はこの通り、不動産屋、すきや、飲み屋が並んでいるが、その昔(私の古い記憶では)は小鳥屋さんや小さな食堂(いずれも当然平屋)があったと思う。周りの開発の進み具合に比べて少しだけ取り残されたような一角で、電車の窓から眺めていてもやや違った空間に見えていた。原爆遺構に限らず、このような形で昭和の名残を積極的に保存してもらいたいものである。

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