1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2810ページ
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
多田と行天のやり取りの絶妙さが伝わってきて、著者の上手さを感じます。僕はどちらかというと多田タイプなのかなあ。
読了日:01月30日 著者:三浦 しをん
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
やっぱり天才は着想の仕方と集中力が違う。
読了日:01月27日 著者:リチャード P. ファインマン
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫 か 115-2)
佐伯教授、かっこよすぎる。骨盤壁静脈叢からの出血は確かに止まらない。想像しただけでしびれる。
読了日:01月24日 著者:海堂 尊
ブラックペアン1988(上) (講談社文庫 か 115-1)
世良君とは同期だなあ。しかし、胃全摘1時間少々はありえねえ。
読了日:01月23日 著者:海堂 尊
傾いた世界―自選ドタバタ傑作集〈2〉 (新潮文庫)
傑作集1に比べるとややおとなしめかな。でも筒井節は健在。執筆時期でテイストが若干異なるのを感じるのもおもしろい。
読了日:01月23日 著者:筒井 康隆
徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)
著者の前作、肖像画のカルテも同じようなコンセプトだったけど、今回は日本の歴史に根差したもので、世継ぎを得ることの大変さと実態が生々しい。大変興味深く読めました。ただし、やや推論に基づく部分が目立つ気がすることと、医学的解説部分でわずかだけど誤りがあるみたいです。
読了日:01月17日 著者:篠田 達明
幽霊たち (新潮文庫)
今回は深く考えずにさらっと読んだつもりですが、この読後感は何なんでしょうか。
読了日:01月11日 著者:ポール・オースター,柴田 元幸,Paul Auster
まんが現代史 アメリカが戦争をやめない理由 (講談社現代新書)
いろんな解釈や意見・反論はあると思う。しかし、戦争が結局は悲劇を生むことは間違いない。前作と合わせて、早いうちに日本の若い世代に読ませたい。少なくとも世界(日本も含めて)が問題だらけであることが短時間で再認識できる。
読了日:01月11日 著者:山井 教雄
銀齢の果て (新潮文庫)
「らっしゃあももんが」 「ばりぼりべりばり」 擬態語 擬声語 意味不明の発言は、やはり天才的。読み始めるとなかなか抜け出せないのが筒井ワールド。最終生存者は予想通りだったけど、現実の厚労省のやりかたにも憤懣やる方ない人は多いであろうと思う。ポイントは異なるけどマイケルムーアのシッコに通じるものがある気がする。
読了日:01月08日 著者:筒井 康隆
村上朝日堂 (新潮文庫)
少しだけ時代が重なっているので懐かしい感じで読めました。虫の話なんてなんか共鳴できる。
読了日:01月05日 著者:村上 春樹,安西 水丸
最後の喫煙者―自選ドタバタ傑作集〈1〉 (新潮文庫)
久々に筒井ワールドに足を踏み入れてしまった。しかし、やはり最近の単なるドタバタ・エログロ・ナンセンスより一枚も二枚も上手。緻密に裏打ちされながら縦横無尽。自選というだけあってインパクトは強烈。まさに「ほげぇ」、「わひ」の境地。
読了日:01月01日 著者:筒井 康隆
読書メーター
2010年2月1日月曜日
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
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