小春日和の中を爽快に走り抜けたつもりであったが、堤防道路の両進入口近辺の町の様子が今までと余りにも変わりなく、現在の県政の状況を示しているようで淋しさを感じた。
2010年2月20日土曜日
干拓道路
今日、はじめて全長7Kの干拓堤防道路を走ってみた。島原のバイト先からの帰りで、天気も良く、時間的にも余裕があったので、遠回りではあるがつい進路変更してしまった。正面には多良山系が横たわり、左手に閉鎖された部分の諫早湾、右手に有明海へと続く海原が広がる。やはり右手のほうが明らかに水面の輝きと青の深さが鮮明である。しかし、閉鎖湾側にはおびただしい数の水鳥が羽を休めていた。車の中からは、農地部分は確認できず、今度中間のvista pointからゆっくり眺めてみたいものである。様々な問題を抱えているこの地域であるが、明日決まる次期新知事の判断によっては今後ドラスティックな変化を迎える可能性はある。新首長には諫早湾干拓のみならず、県政の問題点の抽出と、それに関する今後の方向性についてわかりやすいvisionを是非早急に示していただきたい。今日の朝刊に平均県民所得が掲載されていたが、またしても下から4番目であった。この数字だけで県のすべてを判断できるものでは決してないとは理解しているのであるが、やはり出口が見えてこないのは不安である。何らかのbreak throughが必要である。
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