2013年2月2日土曜日

2013年1月の読書メーター

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2024ページ
ナイス数:136ナイス

聖教要録/配所残筆 (岩波文庫 青 38-1)聖教要録/配所残筆 (岩波文庫 青 38-1)感想
政治の要諦とされる”威愛清簡教”の出典とのことで、前々から確認したかったのだが、残念ながらこの直接の記載はついに見つけることができなかった。実際は後の昭和の陽明学者、安岡正篤先生が言い換えたものなのか。誰か知っている方がいたら教えてもらいたい。配所残筆はすごい。山鹿素行は8歳までに四書五経をおおかた読み覚え、15歳で大学の講義を担当している。ただ古文難解で当然90%は理解できず。是非現代語訳がほしい。
読了日:1月27日 著者:山鹿 素行,村岡 典嗣
点と線 (新潮文庫)点と線 (新潮文庫)感想
"読まずに死ねるか”シリーズ。できるだけ昭和30年代のイメージで読んだが、官僚、汚職、保身、歪んだ関係などは今でも十分あり得る設定。違うのは移動時間とメディアの発達具合。現代版で類似のシナリオを描くとしたらどんな展開になるのだろうか。
読了日:1月23日 著者:松本 清張
塩狩峠 (新潮文庫)塩狩峠 (新潮文庫)感想
”美しい”の一言であるが、果たして自分のとらえ方の深さはどれくらいのものか。よく見るとカバー挿画には白木の標が小さく描かれている。不覚にもこれと手前の水仙(たぶん)にホロっときてしまった。
読了日:1月20日 著者:三浦 綾子
密室―閉ざされた世界、その探求、そして脱出密室―閉ざされた世界、その探求、そして脱出感想
著者は同じ職場のGyneのProfessor。筆が立つとは存じ上げていたが、まさかここまでとは思っていませんでした。”本読み”の良さを体現されている点と、ちょっとした疑問を追及する姿には感服します。なんかやる気を触発された感じがします。やっぱり我々はScientistなんですね。
読了日:1月15日 著者:増崎 英明
NHK CD ラジオ 実践ビジネス英語 2012年12月号NHK CD ラジオ 実践ビジネス英語 2012年12月号感想
Airline Foodがまずいのにはそれなりに理由があったのね。
読了日:1月13日 著者:
古典力 (岩波新書)古典力 (岩波新書)感想
そおだなあ、現時点では古典力20点くらいか。実は今、パンセをほんとに少しずつ読み始めている。いつまでかかるかなあ。
読了日:1月12日 著者:齋藤 孝
スタンフォードの自分を変える教室スタンフォードの自分を変える教室感想
積読本が増えていくのにはそれなりの理由があったようである。もう少し科学的に見つめていく必要がありそうだ。
読了日:1月3日 著者:ケリー・マクゴニガル
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)感想
年越しで読了。しかしこれが日本的構造の姿だったのか、あまりにも稚拙で声が出ない。根底に流れる武士道精神(けっしてこれを否定するわけではない)と失敗から学ぶ姿勢が無かったことが本質と感じる。しかし、対するアメリカ的構造も今では崩壊の危機にあるのだが。
読了日:1月1日 著者:戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎

読書メーター

0 件のコメント:

コメントを投稿

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...