2012年9月30日日曜日

今日の散歩道 2012年9月

台風17号が接近中だが(今年はやけに近いのが多い)、多少風はあるものの気温は低めで清々しいので犬をつれて早朝から早速パワーウォーキング。今日の散歩道の風景を幾つか。
まず民家横の空き地に濃いめのピンクの花が咲いていたので近寄ると芙蓉であった。しかし良く見るといるわいるわ、虫が・・・。この時期カラムシにフクラスズメの幼虫がつくことは知っていたが、このきれいな芙蓉にも虫がつくんですね。早速調べてみるとありました。正体はフタトガリコヤガの幼虫だそうな。色はおとなしめなので、フクラスズメに比べるとかわいらしいものだが、その数が結構なもので、迫力はある。
続いて城山小学校の階段を遠方から望む。前にも書いたけど、この周辺はやはり独特の雰囲気を感じる。原爆遺構という点もあるが、なぜかこのあたりは小学校時代に友達と遊んだ(やや遠いので頻度は低いんだが)なんとなく懐かしい気分にさせられる。その根幹にあたる記憶が何なのかは判然としない。いつか思い出すだろう。そしてその階段の登り口左にある小さな建築店の店先の壁にこんなプレートが貼ってあった。ああ、こんなところまで冠水したんだと改めて認識。高さ約2メートル。当時のことが思い出される。その時自分は大学1年生のサッカー部夏合宿で文教キャンパスにいたなあ。この日のことは良く覚えている。いつかは文章にしなくてはいけないなあ。

2012年9月24日月曜日

のらくろ突進隊

その後、アップするのがおそろしく遅れてしまった。のらくろ全集のことを書いたことがあったが、どうやらその本が実家に存在することが確認できた。ページをめくると、数コマみただけで話の内容がおおよそわかる。子供時分に相当読み込んだ結果であろう。しかし、渋い。現存する本書は他にあるのであろうか?のらくろ博物館もしくは図書館なるものがあれば是非問い合わせてみたい。



追記:2022年 かなり時間がたってしまった。実はその後しばらく放置されていたのだが、結果かなり装丁がボロボロになり、見るに忍びない状態であった。一念発起して本の修復業者をさがして依頼した(波多江製本所:博多)。3~4か月かかったであろうか、かなりきれいになって復活した。さらにその後既になくなっている箱を手作りで作成した。いろいろと買いそろえて結構本格的だった。

2012年9月22日土曜日

杉本家レンガ塀


家野町~文教町国道206号線沿いに、いまは建物の間にひっそりとたたずんでいる。説明板には杉本家のレンガ塀と記載されている。いわゆる原爆遺構の1つ。実はこれも今回初めて知った。この通りは通学路ですらなかったが、いろんな場面でよく通る道なので、小学生のころからレンガ塀が確かにこのあたりにあったように記憶している。現在はこの通り、不動産屋、すきや、飲み屋が並んでいるが、その昔(私の古い記憶では)は小鳥屋さんや小さな食堂(いずれも当然平屋)があったと思う。周りの開発の進み具合に比べて少しだけ取り残されたような一角で、電車の窓から眺めていてもやや違った空間に見えていた。原爆遺構に限らず、このような形で昭和の名残を積極的に保存してもらいたいものである。

2012年9月16日日曜日

新宿残暑

やや滞り気味なので、久しぶりに近況の投稿。昨日いつものZシンポ委員会で上京。会議は夕方までに終了し、無理したら帰れたけど(折しも台風16号接近中)、予定通り1泊した。今回は連休ということもあり、品川はとれずやや離れて新宿泊。時間ぎりぎりに損保ジャパンビルの東郷青児美術館を訪れた。写真はその時の入口付近で撮ったもの。高層ビルの谷間の夕暮れ。ジェームズ・アンソール展が開催中であったが、今回の目的は”ひまわり”。やはり存在感がある。しばらく見とれていたが、惜しむらくは展示スペースが年数がたっていることもあり、やや絵の迫力に負けており、作品の品格にそぐわない感じがした。セザンヌとゴーギャンもそれなりにすばらしかった。翌朝は8時半のANA便にて何の問題もなく帰崎。家までの道すがらところどころクズの花弁が散っており、季節は秋に入ったことを実感した。セイタカはもう数日もすれば花房が黄色く色づいてくるだろう。

2012年9月9日日曜日

普賢に笠雲

久しぶりに仕事で朝から島原へ。天候によっては季節ごとの美しい普賢岳の姿を見ることができる。夏の普賢は山頂近くまで緑に覆われて、時間の経過を感じる。さて、今回は山頂にかかった笠雲を発見。層積雲のレンズ雲化と理解していいのかな。撮影後ほどなくしてレンズの形状は消失した。

2012年9月2日日曜日

月没

日の出(日出というらしいが、実際はなじみが薄い)・日没に対して月の場合は、やはりそのまま月出・月没(いずれも音読み)と呼ぶんだそうだ。写真は先日の満月の月没で朝5時半ごろかな。実はもう少し高い位置であればベッドに寝た状態で窓からそのまま見ることができる。ある意味贅沢である。なんとなく「絵のない絵本」を思い出す。

2012年9月1日土曜日

2012年8月の読書メーター

2012年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1641ページ
ナイス数:154ナイス
■十五少年漂流記 (新潮文庫)
”読まずに死ねるかシリーズ” 19世紀終盤の著作とするとかなり優れた内容と展開であり、正直いって楽しませてもらった。やはりヴェルヌはフランス人であること、当時の英米仏の関係、人種問題、動物愛護問題(海亀とアザラシには特にびっくり)、未成年の飲酒問題、銃火器の取り扱い、さすがに病人が少なすぎる・・・。などなど細かい大人の目でみるといろんなことが気になるのはしかたがない。でもいいんです、サバイバルにはこれくらい必要だし、共和国の概念、これも今の時代むしろ新鮮にすら感じる。ある程度物心ついた年代で読むのがいいと
読了日:08月30日 著者:ジュール・ヴェルヌ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21710377
■知っていそうで知らないノーベル賞の話 (平凡社新書)
特に理系の人間は多かれ少なかれ憧れるテーマである。本書は実際的で面白く読ませていただいた。中でも賞の成り立ちにこれだけの苦労があったことは驚き。また、長岡半太郎博士の存在意義にも感激した。さあ、今年はどうなるのであろう。
読了日:08月26日 著者:北尾利夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21611324
■悩む力 (集英社新書 444C)
姜先生にしては前半がやや冗長な感じというのは失礼か。しかし、”死”に対する認識について内田樹先生と共通している(おそらく)ところが興味深い。
読了日:08月25日 著者:姜 尚中
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21574055
■海と毒薬 (新潮文庫)
あまりに重い様々な問題提起がありすぎる。正直なところ、この作品に対する自身の思いを文字にあらわすことが怖くてできない。読んだ版は昭和57年第41刷、200円也。もしこの時期に読んでいたら全く違う印象であったと思う。
読了日:08月19日 著者:遠藤 周作
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21422492
■シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
読まずに死ねるかシリーズ。お盆休みを取ったので、早朝からの一気読み。赤髪組合とまだらの紐はかろうじて一部を知っていたが、正式に通読したのは恥ずかしながら初めてである。ストーリーとしての面白さに加えて、詳細な情報収集と分析そして経験の記録の重要さを感じさせられる。依頼人の描写と言葉から意味合いを探ろうとしたが、到底かなわない。ワトソン氏の気持ちがわかる。
読了日:08月15日 著者:コナン ドイル
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21317205
■NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2012年 07月号 [雑誌]
最近、集中力を欠いてやや遅れ気味。しかし、"No-Excuses Living"にはちょっと反省させられた。(-_-;)
読了日:08月04日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/21043531
■スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))
実家の本棚の奥にたまたま見つけて、思わず手に取った。カバー挿画の夏のイメージが良い。今活躍しているオリンピック選手の1人1人にそれぞれのストーリーがあると思うと、テレビを見る目も自然と変わってくる。
読了日:08月02日 著者:山際 淳司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/20998828

▼2012年8月の読書メーターまとめ詳細
http://book.akahoshitakuya.com/u/39584/matome
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...