


若葉の緑が美しい季節になってきた。もう15年前になるかなあ。対馬に勤務していた時、職場の長が、この4月から5月の新緑頃が最も美しい季節であると言ってたことが今は本当によくわかる。若葉を近くでよく見て触ってみると、当たり前かもしれないけど、柔らかくてちょっとひんやりしてみずみずしい。おそらく細胞壁がまだ薄く、水分含有量が相対的に多くなってるのかなとも思うが、そんな色気のないことは忘れて緑を堪能するに限る。途中藤の花がたくさん咲いており、地面に落ちたものを拾ってしげしげと眺めてみた。花芯とはよく言ったもので、指でそっと開いてみると、まさに包皮を纏った陰核を剥くが如くであった。昔の人もそのような思いで花を愛でたのであろう。これもまあ、よしとして、今回の発見はシャガが群生しているのを見れたこと。日蔭のややひんやりしたところが好みのようである。花の姿がやや妖艶なのでこれも好きな花の一つではある。