2011年2月27日日曜日

崇福寺

第一峰門
魚板
三門の扉にある取っ手?
今日は長崎さるくで崇福寺を訪れた。前回が多分九大時代の中村先生が来崎された際に案内した時だから15~16年前か。昨年大河ドラマ”龍馬伝”の舞台にもなったこともあり、まずはここから、といった感じで、妻と二人で訪れた。国宝の第一峰門と大雄宝伝にはさすがに歴史と重厚さを感じる。細かい部分にもできるだけ目を配ったつもりだったが、後から妻に聞いて護法堂の関帝像を見逃していたことに気付き後悔す。惜しむらくは、拝観料を納めるところのプレハブ小屋がややみすぼらしいのと、オジサンが無愛想であること、それから、せっかくの説明板の多くが印字が薄くなっており、錆くれている。これは行政がお金を入れるべきであろう。こんな風だから長崎はリピーターが少ないのではないかと思ってしまう。しかし、しばしの時間その歴史を感じることができたのでよかった。

2011年2月26日土曜日

2011.2.26



本格的に暖かくなってきた。だいたい誕生日は寒いか、やや曇っているかのイメージが濃かったが、今年は晴天で気温も上昇し、やはり温暖化なのかなあと思う。とうとう47である。40過ぎてからは齢を重ねることが必ずしも嬉しいことではなくなってきた。皆そうなのかなあ。幸い大きな病気もなく、どちらかと言うと少し若く見られるくらいで、体力的にも中の上かな。これからますます自己管理が重要になってくるんだろうな。手練の刺客にやられないようにせねば。さて、昨夜は千葉からS教授を招いての講演会と食事会。やはり、年代が近いので話が合う。というか、若くして教授になるのはそれなりにパワーが必要なことを感じた。初めて聞いたけど40年会というのがあるそうで、やはりメンバーは次代を担う強者連中である。機会をもって親交を深めていかねば。写真は今日の散歩道での春。ツルニチニチソウは結構早くから咲くんだ。菜の花の黄色のまさに蛍光色がまぶしい。

2011年2月20日日曜日

Finally, we've got a tiny spring !!


確かに気温が上がってきたよ。今日はついに春を見つけたよ。いかにもUrologistらしく、オオイヌノフグリ(学名:Veronica Persica,なんともカッコ良いではないか、英名はBird's eyeとも書いてある)である。花言葉は”信頼”、”神聖”、”清らか”なのだそうだ。日本名だけが先走った感じがする。

2011年2月19日土曜日

東京ステーションコンファレンス




今回は学会シンポジストで上京。会場はステーションコンファレンス。ホテルと同じビルなので確かに使い勝手が良い。メトロポリタンも部屋がスタンダード・ダブルだったのでちょっとした都会派気分であった。初めて参加する学会であるが、シンポの内容はシンプル。ケースレポートに多少多めに毛を生やした感じ。よって、問題なくクリアした。ついでに多少余っていたセッション時間を少し多めに使ってあげて、座長のM先生から感謝までされてしまった。しかしである、実は前夜なんと熱発し、かなり危機的状況であった。奇蹟的に持参していたタミフル1capを服用したのが功を奏したか、翌朝までにはほぼ元に戻っていた。さらに帰りのANA便が機材の不具合のため一旦搭乗したものの、降機して別機材に乗りなおし。よって約1時間の遅延であった。同じ搭乗券が2枚存在するという異例の事態であった。その後のアナウンスで、機材不具合はbird strikeであったとのこと。とにかく無事について良かった良かった。

2011年2月13日日曜日

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール


美術館屋上より望む
出島の木
長崎港線記念モニュメント
今日は文化的な1日にすべく、朝から公共交通機関(これがポイントである)で美術館へ。噂のヴィンタートゥール・コレクションを鑑賞した。結論から言おう、残念ながら期待外れ。おそらく、理由は自分の知識のなさのせいであろう。というか期待し過ぎていた感が否めない。ただし、数点の絵画は間違いなく超一級品であり、今回直接本物を鑑賞できたことに満足はしている。以下、期待通りの作品名を列挙しておく。ラレ=ヴェルトの運河;ブーダン、郵便配達人;ゴッホ、二人の人物;ピカソ、赤ん坊のお祝い!:ルソー、以上。ルソーは予想以上に繊細なタッチだった。素朴派の良さを何となく感じ取れた気がした。帰りは元船遊歩道を駅前まで歩いて、”かたおか”でちゃんぽん食べてまたまた公共交通機関で家路についた。結構歩いたよ。途中でゲットした写真をアップしておく。

2011年2月12日土曜日

中学1年生



いよいよ中学時代に突入。小学1年の思い出記録が昨年の2月6日になっているから、ちょうど1年になる。今年は中学時代回顧が中心になるかな。さて、附属中学は小学校からのエスカレータ式だったので、特に受験の感覚はなかったが、一応、試験はあった。体育も含めて全教科あったんじゃないのかな。入学式は集合写真でかろうじて薄い印象が残っているが、体育館もグランドも小学校に比べ広いなあと思った記憶がある。クラスは1組。当時は1学年5クラスで1クラス42人前後、さらにそのうち1クラスは男組といわれる男子クラス。1組はその男組であった。担任は保健体育のN先生と英語のK先生。担任が2人というのも新鮮だったし、2人とも個性的な先生であった。特にN先生は快活で生徒の人気も高かった(K先生ごめんね)。初めてクラスのメンバー全員が教室に集合して学活がおこなわれ、そこで学級委員の指名があった。委員長は附属外のK君で私が副委員長。びっくりしたとか嬉しかったとかいう記憶はあまりない。ごく自然に、”あ、そーなのか”、”K君はどんなやつなんだろう”という程度だった。そのごK君とは3年間部活が一緒で、かれはそこでもその後キャプテンを務めた。かく言う自分は実は1学期の中ごろに麻疹に罹患する。年長での罹患であったため、結構重症で、おそらく2週間くらい学校を休んだと思う。これまでの人生で幼少期の虫垂炎に次ぐ重症疾患である。そのせいもあって、1学期の成績は全くふるわず、両親もかなり心配したようだったが、N先生からもこれはしかたのないことで、徐々に取り返していけるはず、と言われたのが妙に心の支えになった。多分今でもそうであるが、褒められたり励まされたり、あるいは逆に叱責されたりすると、必要以上に影響受けるというか、感受性が高いのはこの頃からあったようである。その後はその通りで自分のペースをつかんでもりかえして行けたのではないかと思っている。部活はサッカー部で、これに関しては別にまとめて書こう。そのほか中1でのイベントは遠行訓練と遠足(というか、写真が残っているので覚えている)。それから、当時は必修の文科系クラブというのがあった。迷わず天文クラブにはいったが、これも別記にしよう。やはり、附属外から入ってきた連中は少し違った感じがあったし、それなりにできる子が多かったように思うし、どちらかと言うと良い刺激を受けたようである。とにかく授業と、部活これで生活が回りはじめた。

2011年2月9日水曜日

American Drug




留学中に買った薬で持ち帰ってきていたもの。さすがにもう使えないだろう。いずれも錠剤がデカイ。色がカラフル。個人的に一番世話になったのはタイレノール。これは5~6年して日本でも発売された。

ランタンフェス2011




今年はランタンにあわせて主催の研究会を開催。会そのものはまあ、普通の出来。前日の接待の際に中島沿いで撮影した写真をアップ。会場もやや増えたみたいで、特にこの川沿いは風情があって良い。

2011年2月1日火曜日

読書メーター1月

1月の読書メーター:今年のキーワードのひとつは数学か?多分新田次郎も読みたくなるか?一押しは心は孤独な数学者。ただ、佐藤優もなかなか。

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1777ページ

心は孤独な数学者 (新潮文庫)心は孤独な数学者 (新潮文庫)
3人の天才の生まれた背景、それぞれの人生と人間味、神との関わり。どれをとってもあまりにも深いイ。神が彼らの脳髄を通じて語らせたとしか思えない。
読了日:01月30日 著者:藤原 正彦
Newton (ニュートン) 2011年 03月号 [雑誌]Newton (ニュートン) 2011年 03月号 [雑誌]
現時点ではこのレベルで最高のレアメタル特集か。素粒子も深い。
読了日:01月26日 著者:
世界史再入門  歴史のながれと日本の位置を見直す (講談社学術文庫)世界史再入門 歴史のながれと日本の位置を見直す (講談社学術文庫)
この量でまとめるのは確かに大変であろう。おかげでポイントになる主義とその背景の流れはつかめた気がする。どの歴史関連書籍でも感じることだけど、近代~現代史になるほど複雑で解釈に注意が必要とされるので疲れる。
読了日:01月22日 著者:浜林 正夫
古風堂々数学者 (新潮文庫)古風堂々数学者 (新潮文庫)
著者が数学者であること、本来有する感受性、両親の教え、などなどいろんな背景があって成り立っているのだろう。自分としてはかなりagree度は高い。”国家の品格”につながる理由もよくわかる気がする。とにかくなんとかせねば。
読了日:01月10日 著者:藤原 正彦
地球を斬る (角川文庫)地球を斬る (角川文庫)
昨今の日本政府の外交スタンスがまた変化している(良い方向ではない)。国益からみた外交、インテリジェンスの真の重要性を考えさせられる。支える人材の育成が急務であろう。
読了日:01月07日 著者:佐藤 優
養老訓 (新潮文庫)養老訓 (新潮文庫)
いろいろな視点があるということ。と解釈しました。確かにつきつめれば”道は大なり”の境地なのでしょう。少なくとも背筋がしゃんと伸びたにこやかな老人になりたいなあ。
読了日:01月02日 著者:養老 孟司
ドミノ (角川文庫)ドミノ (角川文庫)
年越しで読了。噂通りの登場人物オンパレード。よくぞここまで繋げた!一番むかつくのは玲菜ママか。
読了日:01月01日 著者:恩田 陸

読書メーター

カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...