う~ん。また渋いレコジャケを見つけてしまった。”ピーターと狼”である。カラヤン指揮、フィルハーモニアオーケストラ(イギリスらしい)演奏、日本語版脚色とライナーノーツは永六輔、おまけに日本語ナレーションは坂本九ときた。すごいメンバーである。挿絵もビビッドかつノスタルジックで素晴らしい。子供のころ何度も何度も聴いた記憶がある。演奏もさることながら坂本九の「縄の罠の罠の縄が・・・」というねじ込むようなナレーションが耳に焼き付いている。CDで入手可能なのだろうか。チェックすべしである。
追記:2013年12月29日
一度見つけきれなくて断念したが、久しぶりにアマゾンで調べたら、ようやくCDを発見した。もちろん、即買いである。998円なりで出品者は下関市のレコード店だった。到着してすぐにplay on。約30年ぶりいや、35年振りくらいだろう。そうそう、こういう出だし。坂本九のナレーションの声が若い。現在でも存命であればどんな声をされているのだろう。そこここで懐かしい音が響き、満足度120%。そしてラスト。このラストの切れの良い勇気づけられるような旋律は子供のころそれこそレコードにそこの部分だけ何度も針をおとして繰り返し聞いた記憶がある。音とともに思い出したが、レコード盤は深みのあるやや透明の赤色であった。
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