とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場の入口横にあたる部分だと思う。その壁に記された文だけが残っており、何となく物悲しさを語っていた。この時勢、経営がさすがに行き詰ったのか、それともアギラール先生がどうにかなってしまったのだろうか。何となく胸が締め付けられる思いである。教養2年の時アギラール先生の英語の講義を受けたことは覚えている。あの日はbeyondというtermを使った文章を発表したのだが、私は”beyond the horizon" といったつもりが、先生には "beyond the life" と聞こえたようで、とても良い表現だといたく褒められてかえって恥ずかしかった。そのクラスにはYさんもいて、彼女もこのやり取りを聞いて、”あれ、何か変?”といった表情をしたのも記憶にある。センターではサッカー部の合宿でも1回お世話になった。結構迷惑かけたよな。最後に建物の中に入ったのは5,6年前のクリスマス会の時かな。スコットに誘われて、家族で参加した。あくまでボランティア精神で成り立っている施設であったのでやはり維持が難しかったのだろうか。先生の安否が気遣われる。また、青春時代の思い出がひとつ消えたことになる。壁の碑文は是非保存してほしいものである。
追記:2013年7月7日
しばらくぶりに扇町近辺を歩いたので、センター跡地を確認してみた。すると、写真のような新築アパートに様変わりしていた。そして残念ながら上の碑文は跡形もなくなっていた。時代の流れには逆らえないのだろうか。
追記:2013年7月7日
しばらくぶりに扇町近辺を歩いたので、センター跡地を確認してみた。すると、写真のような新築アパートに様変わりしていた。そして残念ながら上の碑文は跡形もなくなっていた。時代の流れには逆らえないのだろうか。