たしかに、最近目にする機会はぐっと減った。昔は季節になるといたるところで雛の鳴き声を聞いたものである。自分にとって最も記憶に残っているツバメの巣は今はもう撤去されてしまったが、昭和町通り交差点の歩道橋から見る映画館(公楽:これも立派なブログテーマになるのだが)の外壁にあったものだろうか。学校帰りに歩道橋を半分くらい登ったところで見えてきてた。結構近くになるので雛の口の中まで見えそうな感じだった。ツバメがやってくると子供心になんとなく季節を感じていたのだと思う。映画館自体が取り壊されたのがいつだったか、その後はツバメそのものにも興味が薄れていく年代になっていったのだろう。ここ数年で巣を見たのは北郵便局、三原台病院の軒下と今回北消防署にあるのを発見した(写真)。いずれも公共施設であり、ツバメもわかって巣をかけているのかもしれない。「玄鳥至る」:どうかこの言葉が意味を失わないようにあってほしいものである。
2013年6月29日土曜日
いずみラーメン
とうとう本日にて閉店。42年の長きにわたりこの場所で頑張ってきたお店がまた1つ消えることになる。なんとも淋しいものである。このラーメン屋には3-4年前から訪れるようになった。本当にすすけた場末のラーメン屋なのだが自分には妙にしっくりきて、少し離れた町に引っ越した後もできるだけ足を延ばすようにした。店の老夫婦と言葉を交わすようになったのは実際この1年くらいかな。あまり素性を明かさずに通うのが自分のスタイルだったが、さすがに最後に訪れた際には何か役に立てることがあればと思い名刺をお渡しした。確かにこの1-2年はおかみさんの体調不良で店が休みになることがしばしばあったように思う。これからもお元気でいてほしいものである。なんとも渋いラーメンの味を舌に刻み込ませるようにして最後の一杯を堪能させてもらった。
2013年6月22日土曜日
雲の切れ間 丸の内より
昨日はいろいろトラブリながら会議参加のため上京。会場にはまさに開始時間ちょうどに到着。台風4号(温帯低気圧に変わったんだけどね)の雨風による揺れと渋滞でまいったぜよ。写真は翌朝の朝日。いつものメトロポリタン丸の内から、これはまだ5時前なんだけどね。すでにかなり明るい。サマータイム導入しても問題なさそうに思う。よ~く見ると画面の左端にスカイツリーが見える。
書いてしまった後に気付いたのであるが、昨日、6月21日は夏至であった。道理で日が長いわけだ。夏至と言えば、以前記載した日出・日没時間考察を思い出すなあ。
書いてしまった後に気付いたのであるが、昨日、6月21日は夏至であった。道理で日が長いわけだ。夏至と言えば、以前記載した日出・日没時間考察を思い出すなあ。
2013年6月16日日曜日
今日の散歩道 若葉町~家野町~橋口町
梅雨の一休みに久しぶりの早朝散歩。さすがに少し歩くだけで汗ばむ季節になったが、この時間はまだましなほうだろう。いつものルートで出発して、今日は北側折り返し点をを少し延長して若葉町まで。写真は若葉町公園のところの交差路。実はこの場所、小学校4年の時だったかな、自転車で側道のほうから飛び出してバイクとぶつかった現場である。幸いタイヤ同士がぶつかったため、僕が転倒して尻もち付いたくらいで事なきを得た。しかし、精神的にショックだったのか、家に帰ってすぐ両親から怒られるかと思い、ひとりで物置にこもって泣いた記憶がある。結局は丸く収まったんだけどね。
次はまえだお好み焼屋。実際入ったことはない。店も営業しているかどうか疑問であるが、のれんが比較的きれいなのでもしかしたら健在かもしれない。実はこの道通ること自体が2~3回目かもしれない。結構身近なルートであるが坂道になっていることもあって下から眺めるだけが多かった。今回改めてみると、浦上街道の標識が出ていた。なんと歴史ある道なのである。
最後は吉宗大橋出前部。家から出前を取る時はいつもここからだった。かなり昔からあり現在も活躍中である。やはり改めてみると壁などは結構古びている。子供のころはお一人前(蒸しずしと茶わん蒸しのセット)はどうしても全部は食べきれず残していた。特に茶わん蒸しのギンナンが不得意だったなあ。今はお二人前くらいペロリなんだけどねえ。
2013年6月15日土曜日
ひまわり畑
仕事で朝から島原へ。途中道沿いのあちこちにひまわりの畑があるのが目に入ってきて思わず車を止めて撮影。曇り空のためか、花はなんとなく下を向き加減である。キク目キク科ヒマワリ属、学名Helianthus annuus. あんまりピンとこないな。このあたりは今までも良く通ってきた道であるが、ひまわり畑を見るのはごく最近のような気がする。おそらく経営の多角化か、飼料用なのか。
追記:今日の新聞でたまたま見つけた記事によると、ひまわりは父の日に送る花として最近増えているらしい。明日の日曜日はその父の日である。ちなみにこれまでは黄色のバラだったそうな。
追記:今日の新聞でたまたま見つけた記事によると、ひまわりは父の日に送る花として最近増えているらしい。明日の日曜日はその父の日である。ちなみにこれまでは黄色のバラだったそうな。
2013年6月9日日曜日
南天
昔から慣れ親しんでいる低木常緑樹。よく庭先や玄関付近で見かけるのは、”難を転ずる”ということで縁起が良いとされるためらしい。実は赤いが、花は白に黄色がアクセントでかわいらしい。よく見ると花弁(?)が落ちて花房になったものは、なんとなくゴマかラッキョウに似ている。先端が少し赤く色づいているようで、これがだんだん丸く赤い実に成長していくんだろう。学名:Nandina Domestica。英名はHeavenly Banbooだそうな。
2013年6月8日土曜日
連れてって!
読書メーターのつぶやきにアップするとしばらくして閲覧できなくなるので、それも残念だからこちらにものせておきます。
この子は時々こんな表情をしてわたしを困らせることがあります。この日も朝から小雨模様の土曜日でしたがしょうがないのでお散歩に連れて行きました。なんとかひどくぬれずに済んだけどね。(*^_^*)
この子は時々こんな表情をしてわたしを困らせることがあります。この日も朝から小雨模様の土曜日でしたがしょうがないのでお散歩に連れて行きました。なんとかひどくぬれずに済んだけどね。(*^_^*)
2013年6月2日日曜日
ちゃんぽん紀行2013年5月
今月は結構行けて6軒を訪問。最高点は88点の2軒。平和町の大幸飯店と佐世保のお富さん。大幸軒はいかにも町中のこぢんまりとした中華飯店といった感じで、ちゃんぽんはいわば標準的なわずかにあっさり目で普通においしい。ゆえに減点がなくトップ。もうひとつのお富さんは基本ラーメン店なので、ちゃんぽんはやや異色。色彩がモノトーン系でスープがラーメン用ベース。したがって通常のちゃんぽんとはかなり違った感触なのだがそこはお富さん。野菜が大きめにも関わらず火の通り具合がよろしくしんなり。スープはやはり旨い。したがって味の加点が大きくこれも最高点となった。懐かし度でのトップは油木町の”さかえや”さん。店はこれまでで最も狭いかもしれない。色調と具材、スープ味と店の老夫婦がもっともノスタルジックであった。この3点の写真をアップしておきます。
2013年6月1日土曜日
2013年5月の読書メーター
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1252ページ
ナイス数:129ナイス
半落ち (講談社文庫)の感想
やられた。いくつもの設定が自分と重なる。特にえぐられたのは49歳。そういえば志木も48歳。日本のおじさんはいろんなことを抱えすぎている。しかし、ドナー話が出てきたところで”え、ここまで引っ張ってきてこれか・・・”と一瞬たじろいだが、最後2ページのやり取りで完膚なきまでに打ちのめされた。
読了日:5月29日 著者:横山 秀夫
蠅の王 (新潮文庫)の感想
漂流したのが少年達であったがゆえに特殊な環境下ではなおさらその行動が先鋭化、残虐化していったのだろうか。最後は殺戮ゲームと化して行きそうで読んでいて恐怖を感じたが、結局その攻撃行動の一部が有効な烽火として機能したというなんとも皮肉な結末でもある。
読了日:5月25日 著者:ウィリアム・ゴールディング
NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2013年 04月号 [雑誌]の感想
The Power of Small Talk,こりゃ確かに参考になるわ。
読了日:5月15日 著者:
ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書 901)の感想
実は早速ゼミでおそるおそるやってみました。私を含めてずぶの素人が5人。タイマーだけはばっちりダウンロード。どうにでもなれ!で始めましたが、意外に学生さんもノリ良く完遂。チャンプ本は、すみません、私の”動乱のインテリジェンス”でした。確かにこれは使えそうです。
読了日:5月15日 著者:谷口 忠大
日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)の感想
それなりに自覚して日経読んでたつもりですが、確かに見る目が変わります。賛否あると思うし、結局のところ自分自身で感覚を磨いていくしかないのよね。無責任な言い方だけど、しばらくは異次元緩和の成り行きを見届けたい。
読了日:5月5日 著者:田村 秀男
読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1252ページ
ナイス数:129ナイス
半落ち (講談社文庫)の感想
やられた。いくつもの設定が自分と重なる。特にえぐられたのは49歳。そういえば志木も48歳。日本のおじさんはいろんなことを抱えすぎている。しかし、ドナー話が出てきたところで”え、ここまで引っ張ってきてこれか・・・”と一瞬たじろいだが、最後2ページのやり取りで完膚なきまでに打ちのめされた。
読了日:5月29日 著者:横山 秀夫
蠅の王 (新潮文庫)の感想
漂流したのが少年達であったがゆえに特殊な環境下ではなおさらその行動が先鋭化、残虐化していったのだろうか。最後は殺戮ゲームと化して行きそうで読んでいて恐怖を感じたが、結局その攻撃行動の一部が有効な烽火として機能したというなんとも皮肉な結末でもある。
読了日:5月25日 著者:ウィリアム・ゴールディング
NHK ラジオ 実践ビジネス英語 2013年 04月号 [雑誌]の感想
The Power of Small Talk,こりゃ確かに参考になるわ。
読了日:5月15日 著者:
ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書 901)の感想
実は早速ゼミでおそるおそるやってみました。私を含めてずぶの素人が5人。タイマーだけはばっちりダウンロード。どうにでもなれ!で始めましたが、意外に学生さんもノリ良く完遂。チャンプ本は、すみません、私の”動乱のインテリジェンス”でした。確かにこれは使えそうです。
読了日:5月15日 著者:谷口 忠大
日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)の感想
それなりに自覚して日経読んでたつもりですが、確かに見る目が変わります。賛否あると思うし、結局のところ自分自身で感覚を磨いていくしかないのよね。無責任な言い方だけど、しばらくは異次元緩和の成り行きを見届けたい。
読了日:5月5日 著者:田村 秀男
読書メーター
マンホール蓋紀行(2013年5月)
ここ最近ゲットした写真をいくつかアップ。必ずしもよく取れてないし、向きも違うんですがそこはご愛敬。
大村市:市の花であるオオムラザクラがデザインされている。これは4個バージョン。1つや3つのものもあるそうな。
大村市:市の花であるオオムラザクラがデザインされている。これは4個バージョン。1つや3つのものもあるそうな。
川棚町:ちょっと暗くて分かりにくいが、クジャクのデザインである。近くに大崎クジャク園があるからかな。
諫早市:鉄板の眼鏡橋である。
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カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
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写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
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とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
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前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...