2年前に奈良を訪れた際に実現できなかった法隆寺参拝の機会をようやく得ることができた。真夏のシーズンオフで修学旅行生もおらずゆっくり探訪した。やはり、重厚である。千数百年前に聖徳太子が歩く姿を想像するとタイムスリップ感に脳髄がしびれる。建物としては金堂・五重塔・西円堂・夢殿がさすがに趣を感じる。そして玉虫厨子が結構長尺であり、わかってはいたけど照明の暗さも手伝ってかなり黒い事に嘆息し、とどめは百済観音像。この像、前回の興福寺北円堂の無著・世親像に似た存在感とオーラを放散しまくっており、これにはさすがにしびれた。
猛暑の中であったが、大満足の拝観であった。
写真は夢殿の屋根と夏雲。よく見ると小さく飛行機が飛んでいる。
2013年8月6日火曜日
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