2011年11月15日火曜日
最近の中学教師
なにも最近始まったことではない。教師の質の低下が叫ばれて久しい。長崎みたいに田舎で、さらにそこでの大学附属中学ですらとうとうここまで来たかという感じ。残念で仕方がない。娘の学校での話をいろいろと聴くにつれ、教師たるもの、個人やクラス全体を伸ばそうとするマネージメント能力があまりに低いことに驚かされる。時代と言えばそれまでだろう。しかし、このような時代だからこそ、意見を出し合い、問題解決のために力を合わせることを客観的・論理的に、時には情熱をこめて生徒に教えるべきではないのだろうか。おそらく今の教師にはこのあたりの教育が完全に欠落しているのだろう。あまりに腹が立つので思わず筆を執った次第である。生徒の自立性に任せたい、と言いつつ、おそらく厄介な問題は避けて通りたい、というのが本音であろう。普段から説得力のあるプレゼンスを示し、指導者はかくあるべきということを背中を見ただけでも実感させきれるような教師がもはや存在しない。ますます日本の将来は危うい。
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