読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1898ページ
ナイス数:102ナイス
第16、28、31夜がよかったなあ。家庭背景や若いころの苦労は新見南吉のそれと重なるイメージがある。
読了日:10月30日 著者:アンデルセン
とうとう来たかという思いでそーっと読んでみた。感じたこと?そうだなあ、巨大な虫の形?ムカデというよりも褐色の団子虫か。そしてシュールな存在であるはずのグレゴールと、これに対峙するあまりに現実的な家族の存在のディスクレパンシー。これに尽きる。
読了日:10月27日 著者:フランツ カフカ
羽田で読む本がなくてたまたま購入。というか、この年代の女性作家の作品はどんなものかと思って移動中にさらっと読んでみた。正直、よくわからない。現代の学生像は実際こんな感じなのか。”社会のコードにしたがってセックスしているのに違いない。”このフレーズがとてもよく表現していると思う。
読了日:10月22日 著者:山崎 ナオコーラ
物語の舞台やその時間経過のイメージから思わず”旅のラゴス”を思い出してしまう。原語で読めればもっと深い理解ができるのかもしれないが、自分の感性ではここまでか。
読了日:10月16日 著者:パウロ コエーリョ
確かにこちらを先に読むとまた違った理解ができたかもしれない。今回は学生さんの役割がしばしば効いている。しかし、人間の数だけ知性があるのか、と方法論的虚無主義に頷きそうになりながら、帰納主義者の言いたいこともわかる気がするし、議論の末にロマン主義者の言葉にホッとしたりする。結局頭の中は複雑系で・・・。
読了日:10月10日 著者:高橋 昌一郎
「街場・・」に比べ、展開がやや冗長な感じがするのは2000年前後の作であるためか?しかし、いずれも”う~ん、そう来ますか”と納得してしまう。私も煩悩のイヌが頭の中でわんわん吠えてるおじさんの部類なので、”も少しどうにかならんかね?”と言われそうであるが、逆に自信をつけさせてもらったのかもしれない。
読了日:10月05日 著者:内田 樹
辺境論に続いて2作目。大学入試に出題が多いというのも頷けるが、自分を含め、一体どこまで本当に噛み砕けてるのだろう。中では”文化資本”と「生きることの愉しさ」がまさに目からウロコであった。幾つかの違う視点から問いに対する論理が展開されているので、どこかほころびが無いか注意して読むという暴挙に走ってみたが、それもむなしく説破されっぱなしであった。くやしいので、手元のもう一冊に突入しようと思う。しかし、脳裏には内田センセの本をひっ掴みレジに並んでいる自分の姿が浮かんでくる・・・。
読了日:10月02日 著者:内田 樹
ちょっと期待し過ぎた感じだったけど、それなりに楽しめました。意見が分かれるところでしょうけど、私が一番やられた!と思ったのは「人はみかけに・・」でした。
読了日:10月01日 著者:ジェフリー アーチャー
2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
0 件のコメント:
コメントを投稿