2011年1年間で読んだ本112冊、ページ数22267ページ
実際は雑誌が含まれているので実質100冊20000ページか。
12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:974ページ
ナイス数:159ナイス
蒲団・一兵卒 (岩波文庫)
読まずに死ねるか!で一気読み。時代が少し下るが、武者小路「友情」とともに当時の(今でも根底にはあり?)日本人の恋愛・愛欲の姿を映し出しているのだろうと解釈。ようするに遠まわしでじれったいと感じる人は少なからずいると思う。しかし、「蒲団」というタイトルはいろんな意味で良い。「一兵卒」はちょうどN〇K坂の上の雲を見た後だったので、複雑な印象だった。当然こちらが現実に近いのだろう。寒い。
読了日:12月29日 著者:田山 花袋
初ものがたり (新潮文庫)
遅ればせながら初宮部作品。あえてこの”初もの”を選ばせてもらいました。中では「鰹千両」が一番響きましたね。特におせんが茂七親分の横面を張った瞬間、そして伊勢屋との口止め料のやり取りにはグッとくるものがありましたよ。もちろん、屋台も是非行ってみたいですねえ。小田巻蒸しなんて想像しただけで湯気とだしの香りを感じます。
読了日:12月24日 著者:宮部 みゆき
箱根駅伝 (幻冬舎新書)
ここ数年箱根の面白さが少しわかってきたところだったので、第88回へ向けてタイムリーな本であった。結局は大学側の思惑が見え隠れしているところがやや淋しい感じもするが、日本の経済状況と少子化、さらには大震災の影響がここにまで及んでいるというのには驚く。今度の大会は100倍とはいわないまでも、違った点でいろいろ楽しめそうである。追記:日本陸上競技の世界レベルへのアップは残念ながらDNAの壁が厚いと思う人は少なくないと思うのだが・・・。
読了日:12月18日 著者:生島 淳
人は見た目が9割 (新潮新書)
再読。恰好から入る、というのには一理あるが、やっぱ、良い意味でのオーラっちゅうもんが自然と滲み出るような人を目指したいですねえ。難しいけど。
読了日:12月14日 著者:竹内 一郎
ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)
やはり読んでみないとわからない。このコンパクトな長さの中にアタスン氏の目を通したいろんな場面(事象と所見)が提示され、最後は手記と陳述書の形で解答が与えられる。The Strange Case..というタイトル通りCase Reportなのである。
読了日:12月11日 著者:スティーヴンソン
バカの壁 (新潮新書)
遅ればせながら通読。期待が大きかったせいか、そこまで新しい収穫はなかった気がする(養老先生すみません)。それでも昨今の学生・教育事情に関しては大いにagree。
読了日:12月03日 著者:養老 孟司
NHK ラジオ実践ビジネス英語 2011年 11月号 [雑誌]
Maria Diazちゃん、かわいい声と似顔絵がやや一致せず。
読了日:12月02日 著者:
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
2012年1月3日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
カタルパの木 久し振りの投稿。この道は数十回と通っているはずなのであるが、気づいていなかった。カタルパの木、アメリカキササゲという北米由来の樹木である(木大角豆とも書くらしい、読めない)。初夏に開花するとある。今朝、久し振りに高良山に登ろうと車でいつものルートで参道下に向かう途中...
-
写真は大浦のボウリング発祥の地のモニュメント。ここにあったのは知らなかった。あらためて撮影。昭和40年代後半から50年代前半にかけたボウリング全盛時代には市内に合計4か所のボウリング場があった。ゴールデンボウル(家野町)、ラッキーボウル(大橋町)、72ボウル(宝町)、そしてスポ...
-
とても天気がよかったので久しぶりに近所の散策に出かけた。いつも車で近くは通っているのだけど、やはり歩いてみるといろんな細かいことに気付く。その中で今回はちょっとショッキングなことになってた。あの永井学生センターがとうとう取り壊されて平地になってしまっていたのだ。たぶん駐車場...
-
前回豆腐の話を書いたとき、玄海嵐が出てきたので、つい九大時代の食生活について書きたくなった。時は1991年。まだ日本がいろんな事に前向きで元気のあったころ(というか、バブルか)。当然まだ独身であったので、ラボの学生や企業から来ていた同年代の研究生なんかとよく食事に出かけた。この...
0 件のコメント:
コメントを投稿